佐々木康裕さんの
を読みました。
買ったままになっていた本を
休日にパラパラとめくり、衝撃を受けました。
「マットレスをオンラインで買う人間なんていないだろう」と考え、
デジタルへの投資もさして行わず、
旧態依然とした販売手法を連綿と続けていた。
(15ページ)
私(法律事務所)も
このままでいいのだろうか?
法律事務所経営者として
顧問先企業を支援する弁護士として
起業を考える者として
ぜひ読むべきだ!と思い読んでみました。
事例も豊富でスッと読めました。
おもしろい!
【備忘のために】
・ミレニアル世代以下(1981年以降生)がターゲット
→今後、この層が増えていく
→彼らが求める価値、売り方にシフトする必要がある
・顧客とダイレクトに対話
・「顧客」ではなく「コミュニティ」として扱う
・プロダクトではなく世界観を売る
・「コト付きのモノ」
(ライフスタイルとそれを体現するプロダクト)
・データサイエンティストを採用(自分ひとりでやろうとしない)
・「優しいデジタル」3つの条件
①データの適切なフィードバック
(提供したデータが自分のために使われている安心感を提供)
②場所・時間の制約からの解放
③コラボレーションの感覚を生む
・ECから始めて、リアル店舗へ
顧客獲得コストを低下させ、顧客生涯価値を向上する
・日本でD2C展開する場合
すでに安価で高品質のものが手に入る
→高価格帯商品がよい
(10万円バッグ→7万円、5万円シャツ→3万円など)
・Everlaneの世界観・取り組み例
売れ残りを焼却処分しないために、売れ残った商品を
「Choose What You Pay(あなたが値段を決めてください)」
と書かれたコーナーで販売する取り組みがとても面白い。
・Warby Parkerの「Home Try-On」
複雑で手間のかかる作業をむしろ顧客とのインタラクションと捉え、
遊び心のある体験として設計。
試着後に購入しなくても「試してくれてありがとう!」
→罪悪感を感じさせず、ブランドのファンになる。
・カスタマーサクセスの考え方
商品の購入ではなく、顧客がしっかり商品を使い始め、
それを継続して使うことをミッションとする取り組み。
(顧客が商品の使用を通じて望む結果を得られているかまでが重要)
ほかにも考えるヒントがたくさんでした。
ぜひ読んでみてください。
本を読む人が増えたらいいなプロジェクト
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2021-24
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