津村マミさんの
「コタローは１人暮らし」(ビックコミックス)
を読みました。
コタロー君(４歳)が
心の傷を抱えながら
強く、きちんと、生きていこうとする姿、
自分のような思いは
人にさせたくないと気づかう姿に
涙が抑えられませんでした。
周囲の大人やお友だちの
心の動きや言動にも涙しました。
虐待が子に及ぼす影響や
傷つけられても親を慕う子の気持ち
暴力を振るってしまう親の葛藤
など、
「文字情報として知っていた」ことが
感情を伴う理解に近づいた気がします。
「完璧な親」はいないし
それを目指すことは
お互いに負担がかかりすぎるので
しない方がいい。
不完全でいいじゃん。
それより相手を思う気持ちを
大切にしようよ。
と気づかせてくれる一冊です。
(Kindleで６巻までまとめて買ったので六冊か？)
ぜひたくさんの方に読んでいただいて
虐待をしない、させない、放置しない
という意識を
１人でも多くの方に
共有していただけることを願います。
