本から学ぶ 知識と経験の宝箱

本を読んで知識を広げよう

パン屋ではおにぎりを売れ

 

柿内尚文さんの

 

パン屋ではおにぎりを売れ

想像以上の答えが見つかる思考法

 

を読みました。

 

 

 

本屋さんで、表紙の可愛さと題名にひかれて買いました。

 

見た目もネーミングも重要なんだなぁと

 

ワクワクしました。

 

 

 

 

考えを広げる方法6つと

 

考えを深める方法6つを紹介してくださっています。

 

 

考えを広げる方法のうち、「脱2択」が心に響きました。

 

課題解決方法を考えるにあたり、

 

AかBか、ではなく

 

AもBも達成できる方法はないか?という視点で

 

一度考えてみよう!と反省しました。

 

 

 

とはいえ、弁護士としての仕事を考えると、

 

すでにもめてしまっている案件については

 

対立関係にある相手方との交渉になるので

 

「AもBも当方に譲ってください」とは

 

なかなか言いにくい(紛争を悪化させてしまう)。

 

もめる前の予防の段階で関与できれば

 

「AもBも守るために、どうすればいいか?」を考えることができるのになぁ。

 

やっぱり私は、予防法務がやりたいなぁと改めて思ったりして。

 

 

 

 

考えを深める方法のうち、

 

自分ゴト、あなたゴト、社会ゴト」と

 

すごろく法」を積極的に使ってみよう!

 

と思いました。

 

 

自分へのメリット

身内へのメリット

社会へのメリット

の三拍子を揃えた提案があれば

魅力的な提案だ!と確かに思うなぁ。




すごろく法を活用できれば

ゴールから逆算して

タスクを作って楽しみながら

取り組んでいくことができる。



 

考えることを楽しんで、魅力的な提案ができるよう

 

工夫しながら積み重ねていこう

 

と思った1冊でした。

 

 

ぜひ読んでみてください。

 

 

2021-20

 

 

 

YouTubeをやってみよう

 

 

池上彰さんと増田ユリヤさんの

 

メディアをつくる!

YouTubeやって考えた炎上騒動とネット時代の伝え方

 

を読みました。

 

 

 

 

 

 

なぜYouTubeを始めたのか

どんな思いで作っているのか

なぜ炎上が起きたのか

炎上の影響

スタッフさんの活躍

などが

コンパクトに端的に書かれていて

気持ちよくおもしろく読めました。

 

普段、YouTubeを観ないのですが

読み終えてすぐ

池上彰増田ユリヤYouTube学園」を観てみました。

チャンネル登録もしてみました。

 

これも「本を読んで、行動する」のひとつだ!

とニンマリ。

 

 

3年ほど前に

当時私が委員長をつとめていた

上越商工会議所青年部の商業振興委員会で

「せっかく買うなら仲間から」プロジェクトを企画しました。

 

商業振興委員会の会員企業を訪問し

企業が何をやっているか・何が得意かなどの

企業アピールを

数分の動画にしてYouTubeにアップするプロジェクト。

買ってもらうには、

何を売っているか知ってもらうことがスタートですから。

 

「自社が何をしているかを言葉にする」

「自分が誰に対してどのような役に立てるかを言葉にする」

「伝わるように工夫する」

ということの難しさを実感しました。

 

本当は自分もわかっていないのかも知れない、

実はしっかり考えたことがない、

という現実に直面することは苦しいし、面倒くさい。

でも、やらなきゃ始まらない、ということも頭ではわかっている。

わかってはいても、なかなか動けない。

 

自分にとっても、メンバーにとっても

いい機会を作ることができたのではないか、と思いました。

 

 

自分ひとりで、何かを始めるって

きっかけがないと意外と難しいのではないでしょうか。

 

本の表紙にある

池上彰、70歳にして▶YouTuberに!」

に衝撃と刺激を受けました。

新しいことを始めたいと思っているけど

動けない、という方に

動こう!というやる気をくれる一冊です。

 

 

 

とりあえず、やってみよう。

でも、事実確認を忘れずに。

 

 

2021-19

 

 

 

ブロックチェーン

日経ビジネスNo.2094の

サプライチェーン特集を読みました。

 

現状を大まかに把握できたように思います。

わからないことはスルーしたり、攻撃してしまうのが人の常。

知ろうとすることが大切だと

反省しつつ読みました。

 

スマホ向け読み物を追求している

パルソラの三宅克さんのお話に心惹かれました。

カードノベルなるものがあるのですね。

 

三宅さんは2015年、67歳で起業し、

カードノベルのフォーマットを作りました。

スマホで文章を読むのって、読みづらいよなぁ」と思っていましたが

「ならば、スマホで読みやすいような仕組みを作ればいいではないか」とは

思ったことがありませんでした。

なるほど!

すごい。

 

*何歳になっても、チャレンジ!

*深掘りしよう!

*不便は改善のチャンス!

 

 

 

その後、以前に購入したままになっていた

超図解ブロックチェーン入門

を読みました。

 

 

 2019年にちょっとだけ読んだ形跡あり。

よくもまあ、放置したものだ・・・と反省しつつ

日付のメモをしていた自分をほめました。

日付メモって大事だな。

 

 

ブロックチェーン活用の心構え】

ブロックチェーンが生活やビジネスの

どのような不便や不満、問題の解決に役立つのか?を考える。

*(ブロックチェーンありき、ではなく)

現状をより良くするための「手段」として使えないか?を考えること。

*手段を目的化しない

 *発想を膨らませよう。

 

 

そのためには、

ブロックチェーンがどんな技術で、

どんなメリットがあるのかを知ることが重要。

 

 

ブロックチェーンを構成する技術】

①P2Pネットワーク(同等な者同士が直接通信を行うネットワーク)

②ハッシュ(取引情報を復元不可能な暗号の値にすること)

電子署名

④コンセンサスアルゴリズム

 

 

ブロックチェーンのメリット】

①コストの低減

②管理されない

③安全対策の低コスト化

④ゼロダウンタイム

⑤取引の自動化

 

 

地域通貨ブロックチェーンの仕組みを使って構築・提供する試みである

「さるぼぼコイン」についても紹介されています。

 

さるぼぼコイン、わくわくします。

使ってみたいなぁ。

上越でも地域密着金融機関が活性化のために作ってくれたらいいなぁ。

「けんしん(上杉謙信)コイン」とかいいんじゃないかしら。

 

 

色々と考えるきっかけになる一冊です。

わかりやすく書かれているので

ぜひ読んでみてください。

 

 

 2021-18

 

 

 

しないこと。

ワークマン式「しない経営」

を読みました。





「しない経営」と「エクセル経営」。


いずれも、私にはできていないので、反省しながら読みました。



>>
(P151)
社員のストレスになること、自社の強みではないこと、価値を生まない無駄なことは徹底的に排除している。
特に、相手のストレスになることを「しない」は重要だ。
「しない」とは、相手の立場で考えると「されない」ということだ。<<


私には「されない」の視点がなかったことに気づきました。

クレームがあると、改善策を考え、「次からは書面にこの一文を加えるようにしょう」等と社内に提案するようにしています。

以前に、クレームをおっしゃった方が、独特の捉え方をする方であったケースで同様に提案をしたところ、
「そこまでしなくていいんじゃないですか」と職員から言われたこともありました。

私としては、フォーマットに一文加えるだけなので、職員の負担にはならないと思っていたので、
「あなたたちのために、よかれと思って提案したのに・・・」と残念に思っていました。

しかし、一般的な捉え方をする依頼者さんであれば、
「なんでそんなことが書かれているのだろう?」と不審に思い、不安になることもあるかもしれません。

職員は、お客様の「余計な情報を与えられる」、というストレスを回避するために、
「しなくてよい」と言ってくれたのかもしれない、と本書を読んで気づきました。



>>
(P57)
ワークマンプラスを実現した「6+1」の視点
①自社の強みを見つける
②なければ、強みを育てる
③進出市場を選定する
④市場を細分化してみる
⑤社員のやる気を引き出す
⑥小規模でテスト参入する
⑦問題なければ本格的に参入する<<


どの業種にも生かせる重要な考え方。
新規事業を考えるときに、しっかり見直そう。
特に④が面白く、⑤が自分の反省点。

「怒らない」「ほめる」と決めていますが
やる気を引き出す、ということは、うまくできていないのではないか・・・と感じます。
私が企業の方向性を熱く語れていない、
達成した場合の報償の提示ができていない、
というのが原因であろうと反省をしています。



ワークマン好きブロガーを巻き込んだ製品開発もすごい。

ブロガーさんに製品開発アンバサダーになってもらうが、
お金を一切払っていない、というのが驚きです。

店舗にブロガーさんのポスターを貼り出すことで、
ブロガーさんのアクセス数が増える、というメリットがあり、
お金をもらっていないから、ほめなくてもいい
→苦言もあるが、改善のチャンスにつがる、
 リップサービスコメントではないという読者からの信用にもつながる。

すごい!



>>
(P180)
私は「自分は50%間違える」と常々公言している。
(P184)
ただ、私も人の子。自分の意見が間違いでそれを変えるというのは、多かれ少なかれストレスを感じるものだ。
そこで、「私は意見を変える能力が高い」と思うようにしている(笑)<<


とても素晴らしい捉え方!と感激するとともに、
自分は器が小さいなぁと凹む必要はないのだ、と安心しました。



>>
(P143)
幹部が思いつきで何かを始めることほど会社にとってマイナスなことはない。
社員はやらなくてもいい仕事に時間を取られて迷惑だ。<<


反省。
しかし、思いついたことを社員に伝えずに
自分で深めてから提案するのだと、独りよがりになりそうだし
社員から反対意見が出ても、固執してしまいそうだし
難しいなぁ。
反対されてもやらなくてはいけないこともあるだろうし。
バランスの問題なのだろうか・・・。


【備忘】

*絶対に勝てるポジション取り、誰がやっても売り上げが伸び続けるしくみ。
会社は個人の頑張りには頼らない。

*経営者が「必ずやりきる」という姿勢を見せる。

*中位6割、下位2割を活性化する
 ・得意分野の仕事をやってもらおう
 ・ないなら得意分野をつくろう(専門研修受講)
 ・長所をほめて自信を持ってもらおう

QRコードの活用、エクセル活用、やってみよう。

*値引きはお客様への裏切り行為

*余計なことを全部やめ、低価格のみを追求する
 →化粧品のブランドのように、ラインごとに変えるのもアリかもしれない。

*会社の中に価値を生まない仕事は8割あると言われている
 →気づいたときに、なくしていこう。

セロトニントランスポーター遺伝子(SS型、SL型、LL型)
 SS型→不安を感じやすく、うつ病の発症リスクが高い
 LL型→最も性格がおおらかで楽天




しないことを決めよう。

2021-17

note、はじめました。

noteではじめる新しいアウトプットの教室

楽しく続けるクリエイター生活

 

を読みました。

 

数年前に、私に合うんじゃない?と

友からnoteの存在を教えてもらいました。

 

始めることができないまま、

気になってはいて、本を買いました。

 

本を買ったことに満足し、

そのままになっていました・・・。

 

先日、ついに読みました。

 

そして、読んだことに満足して・・・になりそうになっていましたが

 

本日、ついに始めてみました。

 

一歩。

 

 2021-16

 

 

多角化経営

会社を強くする
多角化経営の実戦

(山地章夫さん)

を読みました。



多角化なんて大企業がやることでしょ?
私には関係ないだろうなぁ。


と思っていましたが

山地さんは

中小企業こそ「多角化」に取り組もう

と勧めておられます。



>>
(21ページ)
多角化のメリット
①「規模拡大の近道」になる
②リスクを分散できる
③社員の成長を促せる
④社長業に余裕が生まれる

<<


②③④は、魅力的。
特に、③の視点が
自分には不足しがちなので、
気になります。


とはいえ、そもそも多角化
どう始めればよいのか?


>>
(44ページ)
多角化のパターン
①商品開発戦略での多角化
(現在の事業に新しい何かをプラスする)
②市場開拓戦略での多角化
(現在の事業をベースに新しい市場を開拓する)
③異業種進出戦略での多角化
(異業種に展開する)

<<


弁護士法人で考えやすいのは、①②かな?

全く違うこともやってみたいから、③もアリか?
視野が広がりそうで、いいなぁ。


>>
(90ページ)
システム経営の導入がとても有効
(92ページ)
経営はすべて自分一人でやるものという発想は捨ててしまいましょう。
<<


むむむ。
法律事務所の枠組みだと、
資格が必要な関係で難しいか?


やるならば

1)弁護士増員プラン

2)(弁護士数増やさず)経営と実働の分離プラン

→弁護士資格のない人に経営、運営を担当してもらう。
→弁護士側の抵抗感をクリアできるか?が肝。

3)法律事務所とは違う事業に参入(③)




>>
(153ページ)
「先に新規事業を立ち上げれば、自然と人が育っていく」と(発想の転換をしてみる)。

人が育つのを期待して待っていたら、いつまでたっても新規事業に打って出ることはできません。
<<



1)は、採用自体の難しさに加えて
事務所のスペースの問題も。

法律事務所として大きくしていくか
現状維持ベースで変えていくか、を決めなくては。


まずは、コンパクトに。

今の取扱い分野を分けて考えてみよう。
企業法務部、一般民事部、後見部とか。


うん、そうしよう。

その上で、法律事務所として大きくしていくことにするなら
憧れの「七人の女弁護士事務所」プロジェクトをやりたい。

いずれにしても、楽しみです。


自社の方向性について考えるきっかけを与えてくれた一冊です。

自社はこのままで良いのだろうか?と思っておられる方に
ぜひ読んでいただければと思います。



【備忘】

*出かけていき、多くの人と合流を持とう

*まずは3本の柱を立てよう

*思い立ったら、すぐにスタートする
(経営計画書は不可欠)

*顧客が「何を求めているか?」
「どうすればもっと喜んでもらえるか?」
を考える

*研修は社長だけでなく、幹部も連れていき
一緒に学ぶことで、自社にスムーズに取り入れよう。

*横の連携の強化をする

*ビジネスも人生も楽しもう



考えて、勢いをもって、動こう。


2021-15

気合をいれたい時に。

GACKT超思考術」 を読みました。

 

著者は、GACKT様です。

 

 

 

 


圧倒的努力をされている方であることを


知ってからファンです。




 

 

前作である「GACKTの勝ち方」を読んで

 

出逢いたい人のいる場所に身を置く

 

ということを学び、

 

実践したところ、少しずつ

 

やりたいことができるようになりました。

 

 

 

今回も多くの「凄い」が満載でした。

 

一番心に残ったのは、次の部分。

 

 

ボクは何かをお願いされたとき、

頭ごなしに【NO】とは言わない。

まずは【YES】とする言ったうえで、条件を出す。

 

 

 

すべてのオファーには、必ずチャンスがある。

思考を止めて【NO】と言ってしまうくらいなら、

頭をフル回転させて、【YES】の可能性を探せ。

「いいよ。こういう条件でどうだ?」

その一言で、交渉の場は、

オファーを実現するための有意義なモノになる。

 

 

 

実行に移します。

 

 

気合を入れたい方は、ぜひ読んでみてください。