「星野佳路と考える
ファミリービジネスの教科書」
を読み返しました。
星野リゾート代表の
星野佳路(よしはる)さんによる
ファミリービジネス研究のプロセスをたどり、
得られた知見をまとめた本です。
大変勉強になる一冊です。
日本企業の9割以上はファミリー企業。
(創業家出身者が経営者であるか、
主要株主である会社)
「日本の付加価値の半分を生み出している
ファミリー企業の利益が2倍になれば
日本経済はそれだけで大きく成長できる」
とのこと。
当事務所もファミリー企業。
当法人の頑張りが日本経済の成長に繋がると
思うと俄然やる気がわいてきます。
11名の方との対談も、とても面白い。
【備忘のために】
*数字と楽観性のバランス
*(反対派の)父に毎週手紙を書く
*継がせる覚悟
*「10年でやめる」
→自分で期限を区切る。
*トラブルの理由。
見栄やプライド、将来不安。
→理由を知り、取り除く、フォローする。
*定期的に会う
*ファミリー憲章
*試したことの全部が全部、
うまくいくわけではない。
けれど現状維持では絶対ダメ。
*経営トップに必要な資質は倫理観。
過去の実績、伝える力、決断力、
問題が起きたときに逃げないこと。
*経営者が会社を良くしようと思えば、
いくらでも良くなる。
*ぐっとこらえて、
相手の言いたいことをきちんと聞く
*ファミリービジネスは駅伝である
タスキを受け取る側だけでなく
渡す側にも準備と覚悟が必要。
しっかり学び、動いて、土台を固めよう。
その後、その場に固執せず
バトンタッチして、
ほかのワクワクを見つけて楽しもう。
まだまだこれから。
2021-4