大澤希さんの
「先代は教えてくれない
二代目社長の生き残り戦略」
を読みました。
自分とは違う視点を
教えていただきました。
経営者自らが
「会社は守るもの」という幻想を捨て去り、
挑戦していく心を身につけられるのか。
そんな「手放す覚悟」が二代目には問われるのです。
(4ページ)
会社を守るには
どうすればいいか?
という視点で考えるものだと思っていたので
読み始めから驚きました。
時代の変化にあらがう経営者の企業は、
地球の気候変動に適応できずに滅びた恐竜と一緒です。
(53ページ)
恐竜にならぬよう
変化に適応しなくては…。
「会社」=「自分」の感覚を捨てる(35ページ)
本来、会社と社長は別物なのに、
自分の中でその切り離しができていないから
会社や制度に対する批判がされると
自分自身を否定されたように感じて
怒ったり落ち込んだりしてしまう。
私もできていないな、と気づきました。
社員は「家族」ではなく「戦力」と考える
(63ページ)
力を発揮してもらうために、
一人ひとりの特性や強みを見極める。
とても大切なことだと思います。
私は、経営者である自分が
特性を把握しておけば良いと考えていました。
しかし、大澤さんの会社では、
社員の思考と行動の特性を「見える化」して、
職場に貼り出す等して、社員全員で共有しているとのこと。
凄い。
驚きながらスッと読むことができました。
*挑戦していきたい人
*社員からの批判にイラッとしている人
*自分は社員に媚びているのではないかと思う人
*先代とのつきあい方のヒントがほしい人
に読んでいただきたい一冊です。