「フィンランド人は
なぜ午後4時に仕事が終わるのか」
(堀内都喜子さん・ポプラ新書)
を読みました。
本屋さんでタイトルが気になって購入しました。
残業はほとんどしない
夏休みは1カ月
(年間の有給消化ほぼ100%)
(学校の夏休みは2カ月半)
しかし、1人あたりのGDPは
日本の1.25倍
なぜだろう?
最大限の能力が発揮できるよう、気持ちの良い環境を作り、
組織を改善していくこと(P70)
を企業側が重要視していることと
仕事は好きだし、責任感を持って仕事をきちんとしたいが、
就業時間で終わらせて、それ以外の時間も大切にしたい(P112)
という考え方を働く人が持っていることの
両方がそろっていることが重要なのだろう。
夏休みを1カ月も取られたら、会社はやっていけない
と経営者視点で思ってしまいますが
そこは
「夏は何も進まない。大事なことは決めない。連絡もとれなくて当然」と
最初から割り切ってしまえば、何とかなるものである。
重要な打ち合わせや決め事は6月より前にし、1年は12か月ではなく11か月と割り切ればいい(P139)
を読み、驚きつつ、
たしかに・・・と納得。
問題を解決するには、「その前提で、ではどうする?」を
考えなくてはならないのだよなぁ。
希望に対して柔軟に対応することが
社員のモチベーションにもつながる(P141)
と私も思えるように、自分の思考を変えていかねばと
思いました。
ウジウジ考えているよりは、行動あるのみ。
自分で情報を集め、常識や型にとらわれず、自由に行動することの大切さを
フィンランド人から学んだ(P174)
という部分も心に響きました。
行動しよう。
【備忘のため】
*日本との違い
・人生の選択の自由度
・社会の寛容さ
*エクササイズ休憩と
コーヒー休憩を取り入れて
生産性アップを図ろう
*「ゆとり」を持つ
*効率を徹底的に追求する
心身の健康的な状態
従業員を管理しようと躍起にならない。
働きやすい環境が
モチベーションをアップさせ
仕事は楽しい!
(責任を持って取り組む)
に繋がるのだと心得よう。
そして生産性アップに繋がる。
2021-13