本から学ぶ 知識と経験の宝箱

本を読んで知識を広げよう

短パン先生に学ぶこと

奥ノ谷圭祐さんの
「いいね」を購入につなげる 短パン社長の稼ぎ方
を読みました。


奥ノ谷さんは
株式会社ピーアイ 代表取締役社長。

一年中短パンで過ごすことから
付いたニックネームは短パン社長。

著者について、ノーマークで購入したので
「短パン通信」を見て
ふきだしてしまいました(≧▽≦)

パンチ力があって面白い!


めっちゃ面白い「短パン通信」ですが

72ページ
最初は何のクレームもなかったのに毎月送って1年後に、「ふざけんな」と言ってきたりする人もいる。

とのこと。
私だったら、それでびびって動けなくなっちゃうだろうなぁ。
と思うのですが、奥ノ谷さんは違います。

72ページ
それはその人の調子もあったと思う。誰しも仕事の調子のいいときは許せるものでも、悪くなってくると不寛容になっていくもの。
それはボクたちがコントロールできるものではないから、相手から嫌がられたらやめる。
それでいいんです。

とのこと。
なるほど。
自分でコントロールできることと、できないことをわけて考える。
「人の反応は、コントロールできないことである」と捉えるといいのですね。

さらに、

176ページ
大丈夫。誰も見てないから。
ボクでさえたいして見られてない。
だからやる前からビビるな。


とのこと。
そうだよなぁ。
私も、人のこと、殆んど気にしてない。
人も、私のこと、気にしていないに違いない。
気にかかっていたはずのことも、
驚くほどきれいに忘れてしまっていることがほとんど(-_-;)



82ページ
本当は、自分が知らないだけで、自分が提供している商品やサービスで、他人の人生を幸せにしているんです。


私の仕事は、紛争予防・紛争解決のお手伝いなので、
依頼者さんの人生を幸せにできている・・・
というか、不幸を減らすことができている・・・と思います。

もっと前向きに、積極的に、「幸せ」に繋げることは、できないだろうか?
と思うことがあります。

でも、それを求めておられない方もいるし、
なんでもかんでもやってくれて当然、と思っておられる方もいる。

線引きとバランスが難しい。


先日読んだ本に
*サービスを受けることを「あたりまえのこと」ととらえる人も少なからずいる
*この傾向は、医療介護福祉の分野で特に顕著
*無償のサービスほど、悪質クレーマーに悩まされることが多い
という指摘がありました。
すごく納得できます。
無償サービスだと、
「公共的な使命を負っている」とサービスの受け手が感じてしまうからだそう。


お客様に喜ばれるサービスを提供し、
正当な対価をいただく。
ここがぶれてはいけないな!と思いました。


114ページ
(成功している人、成功できない人)
自分の商品・サービス、仕事を愛しているかどうか
お客さんのことを本当に考えているかどうか
ここが違う。

140ページ
あなたが一番気に入って、人に使ってもらいたい商品はどんなものか。
それがどんなにいいものなのか、それによってどんな体験がもたらされるのか、うんちくを熱く語ること。それしかありません。


自分の仕事、サービスを愛しているか?
自分の今の仕事が好きならば、自信を持って、語るようにしよう。
好きじゃないなら、ほかの好きなことを仕事として、しよう。
一度しかない人生。
10年後も元気でいれるとは限らない。
後悔しないように楽しもう。


仕事について、正面から向き合って考える
とても良い機会になりました。

仕事のことで悩んでおられる方、ぜひ読んでみてください。